ギョベクリ・テペ、遺跡の謎
本日のテーマはギョベクリ・テペ(Göbekli Tepe)。
まず、ギョベクリ・テペ(Göbekli Tepe)とは?
トルコ、アナトリア南東部、シャンルウルファ(前ウルファ、エデッサ)の郊外(北東12km)の丘の上に在る新石器時代の遺跡。
遺丘の高さは15メートル、直径はおよそ300メートルに及ぶ。
地名は「太鼓腹の丘」を意味する。
標高はおよそ760メートル。
ドイツの考古学チームにより発掘調査が行われ、発掘は1996年から始まり、チームの指揮を執ったクラウス・シュミット(Klaus Schmidt)が他界する2014年まで続いたそうです。
ギョベクリ・テペの遺丘に残された構造物は紀元前1万年から紀元前8000年の期間に建てられたそうです。。。
まず私はここに驚きました!
何故なら、
教科書で学んだ、「四大文明」のメソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明より前にあった事に驚きました。
1万年前ということは、石器時代ということです。この時代の人類が、ここまでの文明を作るが出来たのか?
そして、この遺跡周辺には人類が生きた跡が見つかっていないそうです。
ここまでの遺跡(寺院)ならきっと宗教があり近くには街があり、人々が生活するはずなのですが、それすら無いとなると更なる謎ですね。。。
そして、このギョベクリ・テペからは、いくつか彫刻された土出がされているのですが、私が気になったものは、
「口の無い人の形をした石」です、何故、口を掘らなかったのか?もしくは、この時の文明の人間は口がなかったのか?もしくは人間ではなかった・・・など、色々と考えると説が出ますが。
そして、遺跡には星座や動物らしき彫刻はされているが文字らしきものがないようです。
となると、文字は必要なかったのか?まだ文字は出来てなかったのか?
どちらにしろ、この遺跡が人類の始まりの鍵を握っているのは確かだと感じますね。
本日も記事を読んで頂き、ありがとうございます。