震災経験者が語る。震災への対策のまとめ
本日、AM07:58に大阪北部の、
未だに地震は専門家ですら、ちゃんと正確にいついつ何時に何処で起きるか分からない様です。
事が起きてからでは遅いです。
なので、普段からできる対策方法などを書きます。
皆様の何かの力になればと想い書きます。
まずは最初は、
『家具の置き方に注意する。』
僕も震災経験者の1人ではあるのですが、「阪神淡路大震災」や「新潟県中越地震」「熊本地震」などの震災では、
倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをした人が多かったです。
大地震が発生した時は「家具は必ず倒れるものだ。」と考え、
転倒防止対策を講じておいた方が良いとされています。
◎タンスや本棚は、床側をストッパーなどで固定し、天井側はポール式器具で固定する。
◎食器棚などは、L字型金具やワイヤーなどで壁に固定し、開き戸には開かないように留め金を付ける対策。
◎テレビは、粘着マットを敷いて転倒を防ぐとともに、機器の裏側をワイヤーなどで壁やテレビボードに固定しておく。
◎冷蔵庫は、裏側をワイヤーなどで壁に固定する。壁に穴を開けれない場合は天井と冷蔵庫の上を「つっぱり棒」使い固定する。
◎普段眠っている寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにした方がいいです。
何故なら眠ったまま地震に気付かずに家具が倒れて来たり、上から物が落ちてきて怪我や最悪は死に至るからです。
●経験●
自分も阪神大震災の時に家具の下敷きになり一時期的に身動きがとれなくなった経験がありました。
その時は瞬時に家族に助けてもらったので大丈夫でしたが、これが1人の場合は致命的になります。
そして、家具などを置く場合は、なるべく背の低い家具にすることもおすすめします。
天井に近い高さの家具ならば「つっぱり棒」などで固定することをおすすめします。
◎もし家具が倒れた時に出入り口(避難口)をふさがない家具の向きや配置を工夫するなども効果的です。
◎寝室の手の届くところには、懐中電灯や丈夫な運動靴、緊急時ホイッスルを備えておくと良いでしょう。
●経験●
自分は、地震時に割れたガラスや食器などで足の裏を切る怪我などもしました。なので、瞬時に履きやすい運動靴があると安心です。
なので、
食器棚などに収納されているガラス製品(ビン類など)が転倒したり、すべり出さないようにしておく対策をしていた方が言いと思います。
窓、食器棚のガラス扉などは、ガラスが飛散しないよう飛散防止フィルムやテープを張っておくなどの対策も効果的だと感じます。
後、ちょっとした知識ですが、
本棚や茶ダンスなどは、重い物を下の方に収納して重心を低くすると倒れてにくくはなると思います。
ただ!「倒れない」という勝手な判断はしてはいけません。「~かもしれない。」と思っておいた方が良いでしょう。
後、逆に棚やタンスなどの上に危険な物(重たい物)などを戴せて置かない方が良いです。
先程も書きましたが、その重たい物が自分の後頭部もしくは足などに落ちてきたイメージをしてみると危険度が分かると思います。
ブログ記事でもありますので、オブラートに書きますが、それが原因で亡くなってしまった知り合いがいましたが、見るに見れませんでした。
ここで自分が言いたいのは、これは皆さんを「脅かすつもり」や「不安にさせるため」に書いている理由ではありません。
「危機感」と「瞬時の対応力」を持って欲しいのでこの記事を書かせてもらっています。
過去の僕自身もそうでしたが、事が起きてからでは遅い事もあります。
なので、そうならない為にも、
ある程度の危機感は備えておいても良いと感じます。
そして、
『もし震災が起きてしまったら…?』
まず最初に困ることが「ライフライン」です。
まず、「電気」・「水」・「ガス」が止まります。
そして、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくことをオススメします。
◎食料、飲料、生活必需品などの備蓄例
として、
◎飲料水3日分(1日あたり1人3リットルが目安)
◎非常食3日分の食料(アルファ米、ビスケット、板チョコ、乾パンなど)
◎トイレットペーパー&ティッシュペーパー
◎マッチ、ライター
◎ローソク
◎布製の粘着テープ(養生テープはオススメしません。)
◎紙袋(数枚)
◎カセットコンロ、固形燃料
◎トイレを流したりするための生活用水(水道水を入れたポリタンク、風呂の水を張っておく。)
などの対策をしておけば、をしましょう。
『非常用持ち出しバッグを準備しておくまとめ』
枕元に置くなどしていつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
両手がつかえるのでバッグはリュックサックが好ましいです。
〜非常用持ち出しバッグの内容〜
〇飲料水
〇携帯食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
〇貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
〇携帯電話
〇救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
〇お薬手帳(ある方は)
〇ヘルメットor防災ずき
〇マスク
〇軍手・革手袋
〇筆記用具
〇マッチ、ライター
〇懐中電灯
〇電池
〇ビニール袋
〇雨具
〇衣服、下着
〇毛布、タオル
〇携帯ラジオ、予備電池
〇携帯電話の充電器
〇携帯電話の充電用バッテリー
〇使い捨てカイロ(冬)
〇ウェットティッシュ
〇洗面用具
〇携帯トイレ
〇メガネ、コンタクト
〇乳児のいる家庭はミルク・紙おむつ・ほ乳びんなど。
以上が非常用バックの内容まとめです。
そして、災害時は電話などの通信が不安定になったりパンクして停止する場合があります。
阪神大震災時は、この時は携帯電話より「公衆電話」が使えました!これは当時から意外でした。
ただ、現代では公衆電話は減りましたよね。なので、やはり今はインターネットなどを使用した情報収集が効果的だと考えます。
そして、
普段からの災害時の安否確認の方法や集合場所などを家族・親戚・知り合い・友達等と共有し事前に決めておいた方が良いですね。
先程も書きましたが、災害時には携帯電話の回線がつながりにくくなります。
瞬時に連絡がとれない場合もあります。
その際には以下のサービスなどの利用がオススメです。
◎災害用伝言ダイヤル◎
「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できるサービス。
1メッセージ、30秒まで録音可能。
登録できる電話は一般加入電話のみ。
確認は公衆電話・携帯電話からも使用可能。
ナンバーの覚え方としては、
「忘れて…いない(171)」です。
◎災害用伝言板◎
携帯キャリア事業者が提供。
携帯電話やPHSから登録できるネット伝言板。
自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。
●NTTドコモ iモード災害用伝言板●SoftBank災害用伝言板サービス
●au災害用伝言板などがあります。
他にも災害時にFacebookやGoogleなどが開設するサービスも存在しますので、事前に調べておくと良いでしょう。
災害時に、手元に携帯電話(スマートフォン)などがあり、部屋から出れなくなったり、下敷きになって動けない場合は、「Twitter」などのSNSに#(ハッシュタグ付き)で緊急救助を拡散するなどが効果的だと思います。
その時は、氏名、住所(分からなければ大体の場所)、今の状態などを詳しく文に書き、最後に「#救助」や「#助けて」などのタグを付けて発信すると良いでしょう。
そして、最後に、
災害時は多くの人がパニックになる事があります、ですが、まず焦らずに、
深く息を吸い深呼吸をしてまずは落ち着きましょう。
そして、今の現状を理解・確認し、的確な判断を考え行動しましょう。
災害時は人と人とが「助け合う」事が大切です。
そして、「本震」ではない、
大きい地震の後は、1週間以内に「本震」が起こる可能性が高くなるので、注意が必要です。
最後に…
かけがえのない、変えのきかない、大切な命。
大切にしましょう。
この記事の情報が皆様の何かの助けや知恵になれば光栄です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。