三種の神器の一つ«八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)»や出雲石について
私が持っている石の中から「出雲石」という石があります。
島根県の出雲と聞くと「神々のふるさと」だと思い浮かべます。
子供の頃は良く夏休みなどに出雲にあるおばあちゃん家に遊びに行った思い出も鮮明に蘇ります。
さて、
出雲石についてですが、
島根県松江市玉湯町にある玉造温泉街の東1キロにそびえる「花仙山(かせんざん)」は、
古来より良質な「めのう」の産地らしく、
花仙山から産出された、青、赤、白のめのうは硬度7~7.5と硬い様です。
中でも青いめのう(碧玉)は「出雲石」とも呼ばれており、全国で一ヶ所しか産出しない貴重な国産石として知られています。
出雲石は大変、希少な石で、
2012年10月におよそ50年ぶりとなる採掘が行なわれ、2t(トン)の原石が掘り出されました。
その全ての原石は島根県松江市玉造町湯町1755-1にあります、「いずもまがたまの里伝承館」が買い取った様です。
私もここで出雲石を購入させて頂きました。
後、玉造は古代の勾玉(まがたま)などの国内有数の生産地だった様です。
『古事記』にもあるように、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後に玉造の勾玉を天照大神(あまてらすおおみかみ)に献上し、これが今も続く皇位継承の印である三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」になったと記されている様です。
この三種の神器に関しては、天皇陛下さえも実見された事のないとの事。
そんな凄いものがこの世にあると思うと、ドキドキしますね。
今回は三種の神器の八尺瓊勾玉と出雲石についてでした、記事を読んで頂きありがとうございます。